当院について

理事長ご挨拶

当法人の起源は、昭和36年に当地で病床数19の有床診療所の木村外科医院として開業した事に端を発し、昭和48年に木村外科病院(病床数51)となり、昭和56年に医療法人社団至誠会と法人形態となりました。

創始者である木村 豊前理事長の「医療とは公的なものである」との強い信念の元に平成元年に特定医療法人、平成21年に社会医療法人の認可を受け現在の形となりました。
社会医療法人化の主眼は非営利性の徹底を通じて、法人運営事業の公益性の確立・透明性の確保による医業経営の安定化を目指す事にあります。

社会医療法人の認可は救急事業で受けておりますので、当院にとって救急医療体制の充実・維持を図ることは必須の命題であり、「365日24時間の救急対応」を合い言葉に診療を続けて来ました。

救急医療、外科系病院としての急性期疾患中心の医療供給体制は変わりませんが、消化器疾患に対する治療の方法の変化や高齢化社会における疾病構造の変化に伴い、消化器内科、専門外来として脳神経外科、呼吸器内科、循環器内科、糖尿病内科、乳腺・内分泌外科も診療科として加わりました。

また、がん患者が安心して地域で過ごせる事を目指して、平成11年に福岡市で2番目となる緩和ケア病棟を開設しました。
さらに、高齢者が住み慣れた地域で安心して暮らすことを目的として 提供される地域包括ケアシステムの構築の一助となれるよう、 地域包括ケア病棟も有しています。

地域の皆様の健康・安心の一助となりますように、職員一同努力して行く所存ですので、何とぞ宜しくお願い申し上げます。

理事長 木村 寛