当院について
院長ご挨拶
令和6年4月1日付で木村病院の院長となりました平野達也と申します。
昭和63(1988)年に九州大学第1外科(現 臨床腫瘍外科)に入局したのが医師としての始まりです。
その後、多くの患者さんと出会い、先輩、同期、後輩の医師や大勢の病院スタッフに恵まれて現在に至ります。
今回、院長職に就くにあたって、これまでに多くの皆様からいただいてきたご恩をお返しする機会にしたいと思っております。
私と木村病院との最初の関わりは40年以上前の学生時代に遡ります。
ラグビー部に所属していた私は試合中に肩を脱臼した後輩をグラウンドから当院の救急外来まで連れて行きました。
きびきびと対応してくださった医師やスタッフの方々に心から感謝しあこがれたものでした。
その後スポーツドクターの資格を取り、地域のラグビーをする青少年たちを陰ながらサポートする機会を与えられています。
当院はいつでも対応可能な救急医療体制の確立と地域医療への貢献に加え、今年度より健診・人間ドックセンターを新設し、病気の早期発見や早期治療のみならず、発病を未然に防ぎ、皆様の健康増進にも努めていきたいと考えております。
近年、世界中で新型コロナウイルス感染症が猛威を振るい、私たち医療従事者も様々な困難に直面し、今までのあり方を見直さざるを得ない場面が多々ありました。
しかしながら、当院の「病める人とその家族が健康と心豊かな時間を取り戻せることを願います。」という基本理念は、医療従事者にとって普遍的なものです。
この理念にのっとり誠心誠意努力いたす所存でございます。
院長 平野 達也